医科学委員会より 重要なお知らせ

<大会の中止の現状と今後の開催のめどについて>
2020年9月13日に予定していた第59回全道選手権大会および第28回JOCジュニア・カデ
フェンシング大会北海道予選会の開催について北海道フェンシング協会理事会にて審議を
重ねてまいりました。まことに残念ではありますが、全国的に感染のピークを過ぎた可能性は
ありますが現在は感染拡大の予防に努める段階であろうこと、参加者等の安全確保が難しい
ことなどにより第59回全道選手権大会は中止し第28回JOCジュニア・カデフェンシング大会
北海道予選会につきましては延期の判断にいたりました。
また、フェンシングはコンタクトスポーツである特性から感染のリスクは比較的高く
ならざるを得ない場合があると考えられますので今後の大会等の開催につきましては
全国や地域の感染の拡大状況を鑑みて判断していく予定です。

<練習や大会での感染対策のお願い>
スポーツ団体や部活動における新型コロナウイルス感染症のクラスター発生に関して
複数の報道がされている現状を鑑み、北海道フェンシング協会から選手や指導者や関
係者の皆さまへのお願いがあります。通常の日常生活に比べてスポーツ活動は感染を
してしまう可能性が高くならざるを得ない場合がありますが、以下の2つを理解し感
染をできるだけ防ぐ努力や工夫をしながら行動することを考えて下さいます様お願い
いたします。

①ウオームアップやクールダウン、競技の最中、レッスンなどのときにはマスクの着
用や他者との距離をおくことはかならずしも必要ではありません。しかし、これらの
場合は感染リスクが高くなってしまうが『日常生活に求められている生活スタイルを
特例的に遵守をしなくともよい場合』と考えてください。また、それ以外の場合(着
替え、十分に回復した後の審判器の操作、競技後に呼吸を整えた後、ミーティングな
ど)には日常生活と同様に『感染予防をした生活スタイルを尊重して行動をするべき
場合』と考えて、競技中のリスクの高い状態のまま安易に行動することのない様にお
願いします。
② 感染の可能性のある者は練習や大会に参加しない様にしてください。ガイドライ
ン等を理解し感染者やその可能性がある者に該当しないことを確認してから参加して
ください。また、無症状であっても感染している場合がありますので、健康状態に問
題がなくとも油断することなく上記①の行動もお願いします。

皆で考え行動をすることが、感染を防ぐことや感染がおきてしまってもなるべく規模
を小さくすることにつながります。フェンシングの活動においては競技の特性や熱中
症予防などのバランスを考えながら、『日常生活に求められている生活スタイルを特
例的に遵守をしなくともよい場合』と『感染予防をした生活スタイルを尊重して行動
をするべき場合』が組み合わさって練習や大会が成立していることを理解して行動を
お願いします。

山直也

2020年09月04日